2016年 04月 18日
本格!池型メダカビオトープの作り方!! |
こんにちは、ニートです。
(塗装によって耐候性が上がり、雰囲気も良くなります)
おっと、言い忘れてました。もちろん使用するビスは錆に強いステンレスを選びましょう。
じゃーん!
気が焦って既に水を張ってしまいました(笑)
多孔質の天然石、溶岩石です。まさかの箱買い。
今回、私の作るビオでは長期維持を考えて地植えはしません。手軽にメンテナンス出来るように水生植物をポット植えにします。
(同じくウォルナット塗装)
LEDソーラーライトです。日光で充電して、夜に微かですが光ります。
(ブラケットの穴のサイズがデカ過ぎました)
バクテリアのすみかである溶岩石を左上に
(完全にソーラーライトが隠れてしまった…)
園芸店で手に入れた大きめの溶岩石です。
この後ろに観葉植物を設置、一端ここで完成にしたのですが・・・
まだいじるよ! 用意したのはホームセンターで仕入れた竹の筒
これを糸ノコを使って斜めに切断します。
これを岩の間に差し込んで~
なんかそれっぽいでしょ?
まあこれは完璧に意味の無いただのアクセサリーです(笑)
ただここから水を流す計画をこっそり進行中…いつかブログに書きたいですね。
(書いちゃいました→流れるビオトープを作ろう!)
4.完成!! いや~長々とすいません、ついに完成です!
ただし油断してはいけません、出来たばかりのビオは非常に不安定。
初めは少数のメダカと少量の餌から始めて、1カ月したらだいぶ安定したビオができていると思います。
安定したらコケ対策としてミナミヌマエビやヒメタニシを入れると綺麗なビオが維持できますよ。
それまではじっくりビオの変化を楽しみましょう。
さて、これにて池型ビオトープの製作方法は終わりですがいかがだったでしょうか?
最後に簡単にポイントをおさらいします。
・池にはプラ船がオススメ。衣装ケースは絶対にダメ! ・木材を使用するときは塗装をしっかりと ・底床は必ず敷く ・バクテリアの住処を意識したアクセサリーを入れよう ・一部日陰になる部分を作ることをお勧めします ・ビオが安定するまでは少数飼育で
こんなところでしょうか?
まあこんなビオに手を出すアクアリストはもう全部知ってるかな?
さあ、今年も暑い時期がやってきますよ
もっともっとアクアライフを楽しんでいきましょう!!
それではこれで!!
ニート
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まだまだ寒い日が続きますが少しずつ春が訪れてきていますね。
さて、春と言ったらなんでしょうか?
花見?違う違う、アクアリストはインドア派
そうです。皆がアウトドアを楽しむ中、アクアリストが自宅で楽しむもの、それは
「魚見」
いやぁ…初耳だ(笑)
冗談はさておき、突然ですが皆さんは「日本庭園」に憧れたことはありませんか?
まぁそこまで本格的ではなくとも少しは?
私は憧れました、ええ。
「中庭があって、小さな池で鯉を飼いたいなあ」
しかし現実は非情、私はマンション住まい。中庭どころかあるのは小さなベランダのみ。
当然、鯉どころではありません。
しかし夢はなかなか捨てられませんでした
中庭の池でなく、ベランダで出来ることは何かないか・・・?
鯉を飼うのではなく、何か違った生き物で代用はできないだろうか?
アクアリストは考え続けました。
さてこれまでにないほど前置きが長くなりました、今回は結論から行きましょう。
「中庭に池」ではなく「ベランダにビオトープ」!
「池に鯉」ではなく「ビオトープにメダカ」!!
魚見の準備完成じゃ~!!!!
やっと本題です!作ってしまいました池型ビオトープ
今回はちょっと手の込んだこんなビオトープの作り方を紹介します。
それではいってみよー
1.池の本体を作ろう!
まずは池の本体となるプラ船を用意します。
プラ船とは別名トロ船などと呼ばれ、建築のセメントなどを入れる非常に頑丈な桶です。
ホームセンターなどで非常に安価で手に入ります。
これを使う最大の理由は堅牢なこと。半透明な衣装ケースなどもありますがこれは日にあたるとすぐに劣化して割れるようになってしまうのでやめておきましょう。
また、深さが適度に浅めでメダカの魅力が引き立つ上見に最適なためです。
サイズは様々な物がありますが、好みや置き場所と相談しつつ、出来る限り大きい方がいいでしょう。
(オススメは自然に溶け込む黒色のプラ船)
しかし、ただのプラ船に水を張るだけではちょっとお粗末です。
既に画像に映っていますが少し手を加えましょう。
具体的には木製の枠組みをつけます。
まずは淵のサイズに合わせて切った木材を用意します。
最近ではホームセンターで切断できる設備やサービスがあるので事前にサイズを測り、活用しましょう。
そして忘れてはならないのが塗装です。
これをすることによって木材の耐久性が格段に上がり、劣化を抑えることができます。
これを怠るとせっかくの池型ビオトープが日光や雨にやられ、すぐにボロボロに劣化してしまいます。
オススメの塗料はウレタン塗装ですが、少し高価なので、安価でも謳い文句に「耐候性」がある塗料がお勧めです。ちなみに私は水性塗料のウォルナット色で塗り、その上からウレタンのクリア塗装でコーティングしています。
次にプラ船の淵にドリルで穴をあけましょう。
この際に、先に使用するねじのサイズとドリルの穴を計算しておくように!
耐久性を上げるためにも多めにビス止めしましょう。
(開けた小さな穴が見えるかな?)
そしたら木をあてがい、ずれないように慎重にビスを打ちます。
(ボンドと併用するとさらに耐久性アップ!)
さて、ここまできたら本体の完成です!
おお!すでにそれっぽくなってきたんじゃないですか?
今回は素人であるニート作ですが、DIYが得意な方が作ればもっと素敵な池が出来るでしょう。
2.底床を選ぼう!
さて、池本体が完成したらお次は中身、重要な底床選びです。
底床はビオを安定させる核となる重要な存在です。必ず敷きます。
しかしここで、使用する底床には大きく分けて二つの選択肢が出てきます。
1.「大磯砂」や「川砂」といったいわゆる砂利や砂系の底床
2.「ソイル」や「赤玉土」といったいわゆる土系の底床
まずは1.「砂利系」
これらは水中で崩れたりしない非常に扱いやすい部類。
また、底床掃除によってリセットしなくとも長期維持しやすい特徴があります。
しかし地植えによる植物育成や水質安定性は「土系」底床には劣ります。
つまり手軽に始めたいビオ初心者向けの底床です。
続きまして2.「土系」
これらの底床は水質安定や植物育成に最適な特徴があります。
植物を地植えし、より多く茂らすことが目的であればこちらをお勧めします。
しかしこの底床には寿命があり、一定期間でリセットが必要になります。
水槽のリセットより多くの手間がかかるので少しばかり上級者向けの底床です。
私は底床に地植えしないことや、長期維持を考えて「川砂」を選択しました。
底床の色も重要な選択肢であり、黒っぽい底床と白色の底床では全く雰囲気が違います。
(白色の底床は明るいさわやかなビオができます)
そしてより自然観を出すために砂利を撒きました。
まだ水が白く濁っています。
3.アクセサリーを追加しよう!
さて、池が出来て底床を敷いたらもう気分は完成なのですがこれではあまりにも寂しいです。
(散らかったベランダが恥ずかしいぞっ☆)
そして見た目だけでなく、圧倒的に足りないもの、それは・・・
「バクテリアのすみか」です。
バクテリアは水を浄化してくれる非常に大切な存在、そのために彼らのすみかを作ろう!
用意したのはこちら!
これを入れることによって、岩にバクテリアが湧き、水質浄化に一役買ってくれます。
また、ビオ内にエビを入れた時、稚エビの隠れ家になり、よく繁殖するようになります。
続きまして水生植物を追加です。
(水生植物が分からない人は「杜若園芸」さんのHPを見てみよう!)
これらは土壌に根を張り、底床内の環境を改善します。
また、水中から養分を吸収することによって水質を浄化します。
買ったままの容器では軽すぎて水中に入れられないことが多いので素焼きのポットへ移します。必ず下に穴のあいているポットを使ってください。
この際、足りない土は「赤玉土」を使用します。
そして1つポイントです。
土の最下部、最上部は砂利で埋めましょう。
すると通水性が良くなり、植物が健全に育ち、赤玉土の浮き上がりが抑えられ、見た目もよくなります。
(最上部には麦飯石を使用しました)
もっとわかりやすくイラストを描いてみました
(下手は許しておくれ)
下の穴は園芸ネットであらかじめ塞いでおきましょう。
そして水生植物でなくとも、ただの観葉植物を周りに置くことでさらに雰囲気が出ます。
それらを置く台も作ってしまいましょう!
用意するのは100円ショップで手に入れたスノコ
(サイズが合うのを探すのに苦労しました)
先にも言いましたが木材はこのまま仕様するとすぐに劣化してしまいます。
(特に100円ショップの木は脆いです)
ちゃちゃっと塗装を済ませましょう!
100円ショップでこんなものも衝動買い。
風情が出るといいんですが・・・
これを設置するためにパイプブラケットを木枠の側面にビスで取り付けます。
(ホームセンターのパイプ売り場を探してみよう!)
後は穴に通すだけ~
さて、ここで一度全てを設置してみます!
その中心に水質浄化の水生植物を設置
右端にスノコを設置して強い日差しからメダカを守る日陰を確保
単にアクセサリーと言ってもそれぞれにきちんと意味があります。
さて、だんだんと環境が整ってきました。後は仕上げです。
設置したスノコにレイアウトを施します。
今回用意したのはこちら!
(自己満足が止まらない)
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by neet_aquarium
| 2016-04-18 23:07
| メダカ